近頃、ちょっとだけ老けてみられる。こういった悩みを抱えている方は少なくないと思います。一生懸命に美肌を目指してスキンケアをしているのに、なぜ老けてみられるのでしょうか。
もしかしたら、それは「表情筋」の衰えが関係しているかもしれません。ここでは、印象年齢を若くするための美肌のテクニックについて考えていきたいと思います。
顔の筋肉?
表情筋とは、その名の通り顔全体に広がっている筋肉のことです。例えば、足や腕などの筋肉が衰えれば、贅肉が垂れ下がってしまうように、私たちの顔もそのような状態になってしまうわけです。
さて、そんな顔の筋肉である表情筋は少なくとも60種類以上あると言われています。これらの筋肉を毎日効率よく利用できているか、というと実は微妙で、ほとんど方が表情筋を使い切れていない実態があるのです。
印象年齢を決める顔下半分とは?
しかし、年を重ねてもキレイな人たちが全ての表情筋を毎日ムダなく動かせているか、と言われると微妙です。
ある程度のトレーニングなどは行なっているようでしょうが、やはり印象年齢を決定づける部分に集中してケアを行なうことが、若さに繋がるポイントになってくるでしょう。例えば、それが顔の下半分です。たとえば、ほうれい線が垂れ下がってしまえば、かなり老けた印象に見られてしまいます。
このほうれい線ですが、大頬骨筋が使用されずに衰えてしまった状態と考えられます。この大頬骨筋が衰えるだけで、口周りなども垂れ下がった印象になってしまい、結果肌ケアをし続けているのに印象年齢は老けてみられてしまうわけです。
表情筋トレーニングとは?
もちろん、大頬骨筋だけではなく、細かな表情筋にアプローチし続けることは重要です。
そのため、できれば暇な時間は全体的な表情筋トレーニングを取り入れるようにしましょう。まず、手軽にできるのが梅干しを食べた時のような酸っぱい顔を目指し、顔の中心部に全てのパーツが来るような感じにします。
その後、息をしっかりと吐きながら目元や口元を広げ、脱力します。これを数回繰り返すことで、表情筋がしっかりと鍛えられます。また、口を「お」の字にして、鼻下を伸ばすようにします。
これを10秒感キープしてみましょう。これだけでも、かなりほうれい線対策になるはずです。できれば、5回繰り返してみましょう。あまり、無理をすると痛みを伴うので適度なところでフィニッシュします。
専用器具を使うというもアリ
表情筋を鍛えることで、顔全体の印象年齢が若返ります。だからこそ、トレーニングにも一層精が出るわけですが、如何せん面倒くさいという方も少なくないでしょう。
さらに、「自己流で、本当に合っているか分からない…」と不安になってヤメてしまう方も少なくありません。そこで、おすすめしたいのが表情筋トレーニングに役立つ専用器具です。
まず、おすすめが「PAO」という商品です。プロペラの一部のようなしなやかな棒状のアイテムで、中心部を口にくわえて揺らすだけのシンプルな美容器具になっています。
重さを選ぶことができるので、自分に合った負荷をかけることができます。
1日2回、30秒行なうだけで良いので、面倒くさがりやの方も手軽に利用することができるでしょう。両端にあるウェイトを上下に揺らす感じで使うと、顔の筋肉が使われているような感じでとても痛気持ちいい感じです。ぜひ、チャレンジしてみてください。
美顔器という選択肢もある!
また、近年では表情筋にアプローチできるEMS電流を搭載した美顔器なども登場しています。こちらは、ただ美顔器のように顔に当てるだけですのでとても便利。印象年齢を若返らせるためにトレーニングをしたい方は、ぜひチェックしみてください。