
いつまでもキレイに見られたい。そういった思いで肌ケアに力を入れている女性は少なくないでしょう。
しかし、肌はキレイでも案外ケアを怠ってしまいがちな部位があります。それが首もとです。肌はキレイだけど首を見ると年齢が分かってしまう、という話もあるくらいに重要な部位ということを多くの方は忘れがちです。
ここでは、いつまでも若々しく見えるための首ケア方法について考えていきたいと思います。
首で年齢が分かる?
肌がとてもキレイだなと思う人。
そんな人と話している時に首を見ると、たるんでいたりシワがあったり、少しくすんでいる…ということはなかったでしょうか。
普段、鏡を見る時や写真を撮影する時に首に集中することは少ないため、首は顔に比べてかなりケアがなされないと言われています。
ケアをしていないところはどんどん衰えていってしまうのは当然であり、年齢を重ねればそれが顕著に見た目であらわれます。
“首を見れば年齢がわかる”というのは言い過ぎかもしれませんが、それも過言では無いくらいにケアを怠ってはいけない場所でもあるのです。
広頚筋を鍛えよう
首のたるみを鍛えるためには、広頚筋を意識したトレーニングが必要になってきます。広頚筋はアゴの下にある筋肉ですが、舌の下の筋肉がたるんだことによる重力に耐えきれず、この部分がたるんでいくと考えられています。
つまり、首のたるみを軽減させるためには広頚筋を鍛えることが必要になってくる、というわけです。
トレーニングの仕方はいたって簡単。まずは、指の甲部分をあごの下全体に添えましょう。
そして、舌で上のあごを押すようなイメージで1日5回を数セット行なってください。一気に行なうと言うよりは、時間を開けて数回した方が効果的でしょう。
マッサージも効果的!
これに加えて、余裕がある方は首全体のマッサージを取り入れてみても良いでしょう。
まず、両手を首の真ん中にはわせます。首を指の腹を押す感じでしっかりと掴み、そのまま耳の下まで持ち上げていきます。首をリフトアップさせている感じです。
そして、首の根元から両手でアゴ下部分まで肉を持ち上げるようにリフトアップさせていきます。
肌に優しいローションなどを利用するとさらに効果的ですし、お風呂上がりなどリラックした状態行なうとよいでしょう。
日常生活を見直す
首がたるんだり、シワになったりするのは加齢だけが問題ではありません。日々の積み重ねによってたるんだり、劣化したりしてしまうので要注意です。例えば、スマートフォンの見過ぎによる悪影響です。
前述した広頚筋や胸鎖乳突筋といった筋肉は、首にとても関連している筋肉の一種です。
これらは加齢によっても劣化していきますが、普段首を前のめりにしたような生活をしていると筋肉が衰え、たるみの原因になってしまうと言われています。
先ほどのトレーニングのように、しっかりと首の筋肉を上手に使ってあげないと衰えていく一方です。
日常生活で姿勢を正しく保つことは、将来の自分の美しさにも関わってくるということなのです。
美容液とマッサージを続ける
首というと、あまり化粧品を使わずに放置している方も少なくないでしょう。
確かに、顔の肌に比べれば耐久性はありますし強い皮膚なのでそこまで入念にケアをする必要はありません。
とはいえ、やはりくすんでしまったりシワが増えていけば、顔との色合いのギャップが出たりして大変です。
また、デコルテラインが大きく開いた服を着ることが多い方などは、紫外線に当たりやすいため首へのダメージも少なくありません。
美容液とマッサージをできるだけ行い、肌以上にケアをしてあげると将来安心でしょう。顔だけでなく、首も大切な部位。
ぜひ、日々の肌ケアのひとつに、首ケアも含めてはいかがでしょうか。