食べ過ぎがもたらす危険!美肌と食べ過ぎの関係性は?

美肌

紫外線に当たらぬようにケアし、帰ったらすぐに洗顔して化粧水をつけて美肌をキープ。美しい肌になるための努力を続けている、そんな方は少なくないでしょう。

しかし、案外気がつかないのが、“食べ過ぎ”による肌へのダメージ。

チョコレートや砂糖をとり過ぎるのは良くないと理解できるかもしれませんが、どんな食品であっても食べ過ぎは汚肌を招く危険性が潜んでいるのです。ここでは、食べ過ぎと肌の関係について考えます。

●甘いものの食べ過ぎとは?

まず、食べ過ぎですぐに思いつくのが、“甘いものの食べ過ぎ”です。甘いものばかりを摂取し続けていれば、当然ですがニキビができたり、何となく肌の調子が悪くなっているような気がしてきます。

しかし、なぜ甘いものを食べ過ぎると肌に負担がかかるのでしょうか。まず、考えられているのが老化原因物質の生成。

糖質をたっぷりと摂取し続けていると、体内で消化されることなく残ってしまうことがあります。

そして、その消化しきれずに残ってしまった糖分は糖化最終生成物と呼ばれるAGEを生成してしまうと言われています。

甘く、砂糖たっぷりな味わいのお菓子を楽しむも良いですが、お腹が一杯で気持ち悪くなるレベルまで食べ過ぎると危険。さらに、炭水化物も糖分を多く含むため、食べ過ぎると肌にも負担がかかると考えられています。

●胃腸への影響

ただし、甘いものを食べているからといって肌が汚くなる、というわけでもありません。中には、きれいなままの人もいるようです。

肌質、体質など食品を摂取して肌に影響が出るような方は本当に人それぞれと言っても過言ではないでしょう。しかし、ここで注意すべきは、本当の意味での食べ過ぎです。

特に何かというわけでなく、食物を異様な量食べまくり続けていれば、間違いなく胃腸に負担がかかります。

実は、胃腸と肌は密接に関連している部分であり、胃腸に負担がかかることで吹き出物がでやすくなったり、肌が衰えたり数多くの悪影響を及ぼすことがあるのです。例えば、ストレス。

ストレスを受けると、食欲中枢が麻痺するとも考えられており、過食に走ってしまうと言われています。ストレスを受けている時、胃腸にも多大な負担がかかります。胃腸が弱っているところに、どんどん食物を詰め込んでいけば、どう考えても肌にも負担がかかることが分かるでしょう。

●消化不良にも注意

また、食べ過ぎたせいで胃や腸に極端な負担がかかった場合、消化不良を起こすことも考えられます。

消化不良というのは、摂取した食物の栄養素を摂り入れられなくなっている状態であり、当然肌にも栄養素が行き届かずに悪影響を及ぼすことになるでしょう。

また、栄養が届かないということは肌の正常なターンオーバーが狂いだすということであり、吹き出物やシワ、シミ、またたるみなども起こりやすい状態になってしまうわけです。

●胃腸を休める努力を!

食べ過ぎということは、常に体内にいろいろな物質が残っている状態です。もちろん、胃腸に負担がかかっている状態でしょうし、免疫力が落ちます。

実は、免疫力が落ちている状態というのは、吹き出物の原因となる、“アクネ菌”が増殖しやすくなる状態でもあります。

清潔度に注意したとしても、常にニキビができやすい状態が続いていれば、気を抜いた時に汚肌になってしまう可能性すらあるのです。

満腹による睡眠不足、胃のもたれからやってくるストレス、肥満気味になればそれもストレスになるでしょう。

こういった状態が続けば、精神衛生上良くありませんしそのストレスでまた過食に走ってしまう恐れもあるでしょう。

美肌になるためには、まず正しい量の食事で済ますこと。胃腸をしっかりと休めるなど、食事量を減らしてみるなど工夫してみてはいかがでしょうか。

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