ムダ毛をきれいに処理したい。
部分脱毛もいいですが、どうせなら全身脱毛で全体をケアしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。近年、多くのサロンでも全身脱毛サービスを取り入れだしていますが、副作用もあるといわれています。
安心して全身脱毛を受けるために、副作用についても頭に入れておきましょう。
肌への負担
肌と一口にいっても、人によってその状況はさまざまです。化粧水を変えたら肌荒れが起きてしまう、カミソリで体を剃るとすぐにできものができてしまう…。
こういった肌質が敏感な方はもしかしたら全身脱毛における肌トラブルが起こってしまう可能性があります。脱毛サロンで行われている施術は光脱毛と呼ばれるものです。
医療脱毛の場合はレーザーだったり、ニードル脱毛だったり、より肌に負担がかかるような施術となります。敏感肌の方はしっかりとサロンスタッフに話をし、もっともよい施術方法を選んでもらうようにした方がよいでしょう。
ほかにある副作用は?
ほかに肌にはどのような負担がかかっているのか考えていきましょう。じつは、脱毛サロンで全身脱毛をしたからといって重篤な症状が起こるようなことはほとんどありません。
内服薬を摂取しているわけでもありませんし、肌に何かを埋め込んだり、切り裂いたりするようなものでおありません。そのため、安心して利用することができる施術だと思います。
とはいえ、前述したように敏感肌の方の場合は何らかの軽度の副作用が起こることは覚悟しておいた方がよいかもしれません。
では、具体的に全身脱毛にどんなような副作用があるのか考えていきましょう。
肌トラブル
まず、よくある全身脱毛の副作用は肌の赤みです。
光脱毛はメラニン色素に反応する施術方法であるが故に、日焼けのような状態になってしまう方もいるといわれています。
要するに、軽度の炎症反応を起こしているということです。日焼けをしにいって肌が黒くなるのではなく、赤くヒリヒリしてしまう方もいると思います。こういった状況になりやすい方は、全身脱毛を施術する際にスタッフに相談してみましょう。
次にむくみです。むくみは光脱毛の熱に肌が反応してしまい、結果的にむくみが起きてくる場合があります。
すぐに治まるようであれば気にしなくてもいいですが、1週間以上まったく症状が改善されなければサロンに相談、皮膚科に相談すべきではないでしょうか。そのほか、にきびなども起こるという方もいます。
多汗症になる?
全身脱毛の副作用の中に汗が多くなってきてしまった…という方もいます。
とくにワキ脱毛などを行っている方の中には汗が多く出てきてしまい、ワキガになってしまうのでは…といった不安を抱えている方もいるようです。
これは副作用というよりは、もともと汗をムダ毛が吸ってくれるような働きが無くなってしまう…というかたちと考えられています。さらに、そこから汗を気にしすぎてストレスとなり、より汗が増えてしまっているという方もいるようです。
こういった場合、注意しないといけないのがクリームなどでの抑制です。汗っかきの方などでワキ脱毛をした後、より増えてしまって困っているという相談もあるようです。
全身脱毛で、ほかの部位でもこういった症状が起こる可能性はゼロではありません。いつでも清潔にする準備、さらにそういったリスクがあるかスタッフへ相談するなど対策を講じていきましょう。