
美しくなりたい。
誰もがそう願い日々いろいろな美顔ケアを行なっていると思います。もちろん、自分にあった化粧品を使ったり美顔器を利用したり、マッサージをすることは大切ですが案外多くの方が忘れている事実があります。
それが、“笑顔”です。笑っているだけでキレイになるわけがない、と思っている方もいると思いますが笑顔は案外バカにできなのです。ここでは、笑顔の美肌効果などについて考えていきます。
ストレス軽減
まず、笑うことで手に入れることができるのがストレス軽減という効果です。
年齢を重ねるごとにストレスが増加していき、悩みも増えるため笑う回数は極端に少なくなると言われています。
当たり前ですが、子どもの頃のようにちょっとしたことでゲラゲラ笑うことはできませんが、できるだけ自分にとって素敵で楽しいと思える状況を作らないと笑顔はどんどん減っていくのではないでしょうか。笑顔は、まず心や体に良いということはよく知られています。
笑顔を取り入れたさまざまな治療法があるように、笑顔は脳の神経などにも影響を与えます。つまり、何となく…ではなく、本当にストレスを軽減させる力があるということなのです。
ストレスは、血管を収縮させて血流を悪くします。当然、そうなれば栄養が肌にも届きませんし、老廃物が滞りやすくなってしまいます。肌にとって健康な状態をつくるためにも、笑顔は必要になってくるのです。
表情筋に関連する
キレイな人というのは良く笑っている、というイメージがあります。
もちろん、人それぞれいろいろな人生があるので一概には言えませんが、不満をもって常に文句を言っているような人に比べればキレイであることは間違いないでしょう。
一方、不満を常に持っているような人の場合は顔が垂れ下がっているような印象を持たないでしょうか。
その人に笑顔が少ないか否かはともかく、笑っていないと表情筋という顔の筋肉が衰えやすくなり、シワやたるみを発生させやすくなってしまうのです。多くの人は、一日の生活のなかで表情筋を約3割程度しか動かせていないといいます。
つまり、7割はほとんど使われておらず、時間の経過と共に老け顔に進んでいってしまう、ということにもなるわけです。
常にとは言いませんが、一日に一回はお笑いなどをみたり思い切り笑顔になる時間を作ってみてください。1年、5年、10年後の自分の顔が必ず変わってくるのではないでしょうか。
心の安定が美をもたらす
笑顔はストレスを軽減する、という話をしました。
女性の場合、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という二つのホルモンがはたらくことで体に影響が与えられますが、ストレスによってこの分泌のバランスが崩れていってしまいます。
心が不安定だったり、イライラしている時に吹き出物が出てしまう経験を持つ方もいるでしょう。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスを整えるためには、やはり心の安定。笑顔になれる時間をつくり、心の状態をニュートラルに戻せるクセをつけておく必要があります。
結果、いつもの化粧のノリも良くなりますし、美肌効果も期待できるのです。
睡眠の質が高まる
ストレスが軽減できる笑顔。
さらに、笑顔は表情筋もかなり使うことから良い“疲れ”を与えてくれます。自律神経のバランスが整ったり、満足度が高まることで気分よく睡眠に入ることができるようになるのです。
例えば、悩みごとがあったり疲れていない時はぐっすり眠れずに途中で起きたり、寝付けなかったりトラブルを起こします。
たかが笑顔ではありますが、日々の生活に大きな効果をもたらしてくれることは確かです。
ぜひ、美肌を目指している方は日常にたくさんの笑顔を取り入れてみてはいかがでしょうか。