「脱毛後多汗症」とは?ワキ脱毛の後の対応について!

スキンケア

脱毛サロンで全身脱毛をする方は年々増加傾向にあるといわれています。

特に日本ではムダ毛が嫌われることから、若い頃から永久脱毛に励む女性が多いことで有名です。

さて、そんな全身脱毛なのですが、その後にワキから大量の汗が出やすくなることがあるようです。脱毛後多汗症といわれているこの症状。

一体、どういったものなのか考えていきたいと思います。

脱毛後多汗症とは?

脱毛後多汗症とは、その名の通り脱毛をした後にワキの汗が著しく増加してしまう症状のことをいうそうです。

これは病気の一種といわれていますが、脱毛をした際に刺激を与えられた汗腺が反応してしまうことで発症すると考えられています。

このまま一生治ることはないのか…と思われるかもしれませんが一時期なものですので、時間の経過をみればおさまってくることがほとんどです。安心してよいでしょう。

脇汗が増えた気がする?

さて、脱毛をした後にこういった症状があることで汗の量が気になってしまう方も多いはずです。

しかし、全ての人たちが脱毛後多汗症になってしまうわけではなく、気のせいだったり何らかの影響でそうなったように感じるだけというのが一般的です。

例えば、ワキをしっかりと脱毛することでツルツルした違和感を感じるはずです。

いつも通り処理をしていた頃とは違い、毛のないワキに意識を集中させることから余計にそう感じてしまっている…。こういった、気のせいによる脇汗の増加はあると考えられるでしょう。

また、精神的発汗も関係しているかもしれません。汗の量が増えたと思い焦ってしまい、電車内や人ごみの中で不安になって余計に汗をかいてしまうという症状です。

人に見られているという意識が強過ぎると起こるものであり、結果的にこれも精神的なものなので気のせいといえるのではないでしょうか。

毛の役割が無くなった

私たちはさまざまな部位の毛をムダ毛と捉え、そこを脱毛しようと試みます。

しかし、本来毛というのはムダなものではなく、その部分を守るために生えているものです。つまり、それがなくなると毛が残っていた時の機能を得られない…ということにも繋がることを覚えておきましょう。

例えば、ワキの気の場合は液体が気体になる時、周囲部分から熱を奪って温度を下げる役割を持っています。

出てきた汗がワキの気に沿って流れていくことにより気化熱の温度が下がるため、汗が出にくい状態になります。

脱毛はこういったワキの毛が本来もっている機能を失うため、ワキの汗が大量に出てきたように感じるのではないでしょうか。

清潔にすることが重要

さらに、ワキの汗がたくさん出てくるとそのにおいが気になってしまうものです。確かに、ワキの汗が臭いというのは精神的にもダメージがありますし不安になってしまうでしょう。

脱毛をした後、その毛が除去された毛穴の中に垢などが多く詰まってしまうこともあるので注意が必要です。

当然ですが、垢が汗腺を刺激することで汗の分泌量が増加し、さらににおいもかなりキツイものになるためワキガのようなイメージを与えることになります。

黄色くなってしまうと白い洋服などにシミになってしまいます。必ず、脱毛後のアフターケアをしておかないとトラブルに発展するでしょう。

制汗剤を活用しよう

永久脱毛をした後、毛穴が消滅すればよいのですがすぐには無くならない可能性があります。

そのため、脱毛をした後は脇汗パットを使ったり制汗剤などを利用し、ワキの汗を抑制する努力をした方が無難でしょう。

特に夏場は汗が出やすい時期でもありますし、目立ってしまうとせっかくの脱毛後なのに評判を下げてしまう事に繋がります。

脱毛後多汗症については、サロンのスタッフなどに相談してもいいでしょう。ぜひ、快適な脱毛後の生活になるよう検討してみてください。

タイトルとURLをコピーしました