口周りのにきびがひどい?どんなケアが有効?

スキンケア

若い頃はおでこや頬、鼻の頭などににきびができていたかもしれません。

しかし、年齢を重ねて大人になってくると口周りのにきびが目立ち始めてきます。口周りは特に印象年齢などが出やすい場所ですし、人から見られやすい場所なので清潔感に気を付けておきたいところです。

しかし、ほかのにきびに比べると頑固なところもあり厄介です。ここでは、口周りのにきびについて考えていきたいと思います。

にきびについて

まず、にきびができるメカニズムについて復習しておきましょう。まず、皮脂の分泌が増えてしまい、そこに存在している菌が紫外線などと反応して活性酸素を生み出します。

すると、その周囲の組織にダメージが与えられます。アクネ菌などさまざまな要素が絡みあった結果、バリア機能がどんどん低下していき炎症となります。

にきびのできる流れ自体は顔全体のどこの部位も一緒なのですが、その部位によって皮脂の分泌レベルやバリア機能の低下具合が変わってくるので注意が必要なのです。

口周りのにきびについて

さて、今回の主題となっている口周りのにきびですが、この部位ににきびができる時は胃腸が疲れていると言われています。

もちろん、食事中に脂が飛んできたり、アルコールが当たったり、そういった刺激でにきびができてしまうこともあります。おでこなどは皮脂が分泌されやすいですし、Tゾーンもそれに該当しますが、10代から20代前半に出やすくなり年齢を重ねて行くとそこまで多く出なくなってくる部位です。

一方、大人になりさまざまな責任が出てくるとストレスが溜まりやすくなり、おでこや頬というよりは口周りや首廻りににきびが出やすくなってしまうのです。

口周りのにきびの原因は?

では、口周りのにきびの原因について考えていきましょう。まず、大きな要因と考えられているのがストレスです。

精神的にストレスを感じやすい方は、常に自律神経のバランスが乱れていると考えられています。交感神経が優位となり毛穴が塞がる上に皮脂が分泌されやすく、にきび体質になりがちです。後述しますが、ストレスケアには特に力を入れたいところです。

洗い残しも指摘されていますが、これはどの部位に対しても同じですので基本的なこととして気をつけましょう。実は、案外無視されているのが刺激によるにきび発生です。

まず、口周りは食品が飛び散ったり、飲み物が飛び散ったり、私たちの分からないところで常に汚れています。

歯磨き粉などもそうですし、洋服やまくら、ハンカチなども関係してくると考えられています。口周りは大人になるとさまざまな要因でにきびが出やすくなる部位ですので、早めの対処が必要になってくるでしょう。

口周りにきびの対処方法

まず、口周りは胃腸の疲れも関係しているため、暴飲暴食を控えることをおすすめします。お腹いっぱい、苦しくなるまで食べないと気が済まないとか、アルコールをたっぷりと毎日飲まないとやっていられない…という方は胃腸に大きな負担をかけています。

口周りは胃腸が関連していると言われていますし、そういった暴飲暴食がにきびと関連していることは十分にあり得るので注意しましょう。

腹八分目、またできるだけ早い時間に食事を終えたりアルコールもストレス解消になる程度で抑えておくことが必要です。そして、洗顔です。にきびが酷いところは常に清潔にしておきたくなるため、余計に洗顔しがちですが、より乾燥状態にするとにきびが逆に発生しやすくなります。

肌が刺激に弱くなると、ちょっとしたことで肌が荒れてしまいます。規則正しい生活、そしてストレスを溜め込まず発散する、正しい洗顔。これを守るだけでかなり口周りのにきびは改善されます。ぜひ、これらを参考にして口周りのにきびに対処していきましょう。

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